巻き肩


こんなお悩みはありませんか?
1.肩こりや首の痛みが頻繁に起こる
2.姿勢が悪く、見た目が気になる
3.肩の可動域が狭く、腕を上げるのが辛い
4.デスクワークが多く、長時間同じ姿勢を続けることによる疲労感
5.スポーツや日常生活でのパフォーマンス低下を感じる
6.睡眠中に肩が痛くて目が覚めることがある。
これらの悩みは、巻き肩が原因であることが多く、改善には姿勢の見直しやストレッチが効果的です。
巻き肩について知っておくべきこと
巻き肩とは、本来の位置よりも肩が内側に入り込み、丸まった状態で固まっていることを指します。原因としては、長時間のスマートフォン操作やデスクワーク時の内向きな姿勢が挙げられます。巻き肩は見た目への影響だけでなく、肩こりの原因にもなることがあります。
具体的には、左右の肩が体幹よりも前に出ている状態で、この姿勢が長く続くと、頚部から肩甲骨、胸部にかけて筋肉に負担がかかります。また、脳へ繋がる血流が悪くなることで頭痛を引き起こす場合もあります。
巻き肩は現代人に多く見られる姿勢の問題であり、放置すると様々な不快感や健康上のトラブルにつながる可能性があります。しかし、適切な知識を持ち、日常生活で姿勢を意識し、定期的に適切なエクササイズを行うことで、巻き肩の症状は大きく軽減が期待できます。
症状の現れ方は?
肩甲骨が内側に入り込み、前方に突き出た状態で肩が内側に巻き込まれることを「巻き肩」と呼びます。巻き肩の症状は、普段の姿勢や動作が悪い状態で過ごしてしまうことや、肩甲骨に付着する筋肉や肩甲骨自体のバランスが崩れることによって現れやすくなります。
具体的には、肩こりや首のこり、頭痛、ストレートネック、眼精疲労が溜まりやすくなるといった症状が頻繁に現れることがあります。さらに進行すると、自律神経の乱れが生じ、吐き気やめまい、全身の倦怠感などの不調を感じる方もいらっしゃいます。
特にデスクワークをされる方は、巻き肩の症状に悩まされるケースが多い傾向がありますので、日頃から姿勢の見直しや適切なケアが大切です。
その他の原因は?
巻き肩になる原因には生活習慣が大きく関係していますが、筋力トレーニングの方法や睡眠時の姿勢も影響することがあります。
たとえば筋力トレーニングの場合、全身をバランスよく鍛えることは良いことですが、特に上半身の一部分だけを過度に鍛えると、その部分の筋肉が発達しすぎてしまい、巻き肩の原因となることがあります。
また、睡眠時の姿勢も重要で、理想的には気をつけの姿勢に近い状態で眠ることが望ましいとされています。しかし、横向きで寝る時間が長く続くと、肩が前に出やすくなり、巻き肩の一因となることがあります。
このように、一部分に偏った習慣や姿勢が続くことが巻き肩を引き起こす可能性があるため、バランスの良い生活を心がけることが大切です。
巻き肩を放置するとどうなる?
巻き肩が長期間放置されると、首や肩の慢性的な痛みだけでなく、背中の筋肉にも負担がかかり、慢性的な背中の痛みを引き起こす可能性があります。肩が内側に入り込み、肩甲骨が前方に移動することで、首周りの筋肉に過剰なストレスがかかり、これが頭痛の原因になることもあります。
さらに、肩や胸の前面の筋肉が短縮することで胸郭の動きが制限され、呼吸が浅くなりやすくなります。これにより、体内への酸素の取り込みが減少し、疲労感や集中力の低下につながることが考えられます。
また、巻き肩は姿勢の悪さとして外見にも現れるため、自信の喪失や不安感を高める原因となる場合もあります。こうした身体的な不調だけでなく、精神的な健康にも影響を及ぼすため、早めに対策を行うことが非常に重要です。
当院の施術方法について
当院の巻き肩に対する施術は、主に指圧、猫背矯正、上半身のストレッチの3種類があります。
指圧では、巻き肩により背中や首の後ろなど伸ばされて負担がかかっている筋肉をほぐします。また、巻き肩の原因となっている筋肉に対してもアプローチを行います。
猫背矯正では、胸や首のストレッチ、肩周りの筋肉をほぐすことで、巻き肩や猫背の原因となっている筋肉に働きかけます。
上半身のストレッチでは、大胸筋や腕、体幹の側面、背中の筋肉を伸ばすことで、固まっている筋肉の柔軟性を高め、巻き肩の軽減が期待できます。
これらの施術を組み合わせることで、巻き肩の症状を効果的にケアしてまいります。
軽減していく上でのポイント
巻き肩を軽減していくためには、筋肉のバランスを整える特定のエクササイズが効果が期待できます。主に、胸部の筋肉を伸ばすストレッチと、背中の筋肉を強化する筋力トレーニングが推奨されています。
例えば、壁やドアフレームを使った胸部のストレッチや、バンドを使って肩甲骨を引き寄せる動作は、肩の内旋を軽減し、胸郭を開くのに役立ちます。
また、プランクや逆腕立て伏せなどのエクササイズは、背面の筋肉をバランスよく鍛えることに適しています。
これらの運動を日常生活に取り入れることで、徐々に肩の位置を正しい状態に戻し、巻き肩の軽減が期待できます。
加えて、日常生活においても姿勢を意識し、長時間の座り仕事の際には背筋を伸ばすことを心がけることが大切です。