悩みタイトル

立ち上がりや歩き始めが痛む
階段の登り降りで膝が痛む
長い距離を歩いた後に膝が痛むが休むと痛みが消える
正座がうまくできない、または全くできない
他人から脚の形がO型になっていると言われた、または自覚的にO脚になっていると感じる

このような症状でお悩みの方はいらっしゃいませんか?
もしこれらの症状でお悩みでしたら「変形性膝関節症」の疑いがあります。

変形性膝関節症は女性に多いと言われています。
原因の多くは軟骨の劣化や老化です。関節軟骨が年齢とともに弾力性を失い、遣い過ぎによるすり減りで関節が変形します。

変形性膝関節症に対する当院の考え

変形性膝関節症は、関節の変形が進行しているため、長期間をかけて症状の軽減を目指す考え方があります。
この症状は主に関節軟骨の老化が原因ですが、肥満なども一因とされています。

したがって、変形性膝関節症の施術方法は、症状の原因によって方針を決めていきます。
特に半月板の損傷が多く見られるため、それに関連する検査も欠かせません。

変形性膝関節症は軟骨のすり減りが原因となることもありますが、すり減った軟骨は元に戻ることは困難です。
そのため、治すことよりも現在の痛みを軽減し、緩和し、状態を悪化させないことを重視して施術を行っています。

変形性膝関節症を放っておくとどうなるのか

変形性膝関節症の状態を放置すると、まず骨の周りにある軟骨が磨り減り、悪化するにつれて軟骨は減少してしまいます。
この軟骨は骨や筋肉と異なり、再生ができない部分です。年齢とともに軟骨は減少しますが、変形性膝関節症の場合は通常の年齢よりも速い速度で減少する傾向があります。

また、放置した場合、高い確率で膝の内側や外側に強い疼痛が生じます。
さらに放置を続けると、膝の関節が衝撃を吸収するために変形が起こる可能性が高まります。
この膝の関節の変形は早めに適切な対処を行うことが重要です。

変形性膝関節症の軽減方法

施術の効果には個人差があり、施術方法や新しい施術でも全ての人に同じ効果があるわけではありません。
一般的に、保存療法と手術療法の2つのアプローチがあります。

予防や痛みの軽減には、体型の見直しも重要です。BMI22を目指すために体重のコントロールを行いましょう。
また、膝への負担が大きい行動(正座や長距離ランニング、しゃがみ動作、立ち上がり動作など)をできる限り避けることも重要です。
膝の前側の筋群である大腿四頭筋の筋力を強化し、柔軟性も保つことも推奨されます。
プールでの水中歩行や1日に4000〜5000歩のウォーキングなども効果的な方法と言われています。

変形性膝関節症の軽減が期待できる施術メニューは?

変形性膝関節症では、軟骨がすり減ることによって膝関節の骨と骨の間隙が狭まり、内側の骨が露出したり、骨に突起物ができたり、骨が変形することがあります。
このような変化が起こることで、関節のクッションである軟骨がすり減り、痛みが生じます。
この病気を根治するためには、膝の周囲の骨を切る手術や人工膝関節の挿入などの処置が必要です。

当院の施術では、残念ながら変形性膝関節症を根治することはできませんが、症状の緩和には効果が期待できます。

特に、当院では「楽トレ」という施術法を使用しています。
楽トレは、電気を好きな部位に流すことができる施術法です。
この施術法では、足の大腿四頭筋に電気をかけ、症状の緩和を目指します。

その施術を受けるとどう楽になるのか

楽トレという施術法では、大腿四頭筋に電気刺激を与えることで、どのような効果が期待されるかについて説明いたします。

大腿四頭筋は膝を伸ばすための筋肉であり、変形性膝関節症の進行により痛みが増すと、膝を完全に伸ばすことが困難になる場合があります。
この痛みによる影響で筋力が低下し、症状が悪化するという悪循環が生じることもあります。
さらに、大腿四頭筋は膝の負担を吸収する役割も果たしており、その筋力低下によって歩行などの日常動作も困難になることがあります。

楽トレでは、大腿四頭筋に電気刺激を与えることで、以下のような効果が期待されます。

1.筋力増強
 電気刺激によって大腿四頭筋の収縮が促され、筋力が増強されます。
 これにより、膝関節の安定性が向上し、痛みの軽減が期待されます。

2.負荷軽減
 大腿四頭筋が強化されることで、膝への負荷が分散されます。
 その結果、膝関節への負担が軽減され、痛みの軽減が見込まれます。

3.機能改善
 大腿四頭筋の筋力が増すことで、膝の伸展力が向上し、膝を完全に伸ばすことができる範囲が広がります。
 これにより、歩行や日常動作の改善が期待されます。

軽減するために必要な施術頻度は?

骨格の変化を出すためには、最低でも約3ヶ月間の通院をお勧めしております。
ただし、1週間に毎日施術を行えば良いわけではありません。
回復させるためにも適切な時間を与える必要があります。
そのため、週に3〜4回の頻度で施術を行うと効果が期待できます。

しかし、細胞の回復速度は個人の筋力や筋肉の強度、施術回数や部位によって異なるため、3ヶ月以上の期間が必要な方も多いです。
まずはお気軽にご相談ください!