身体のゆがみ


こんなお悩みはありませんか?
肩こり: 肩の高さが不均一になり、慢性的な肩こりを感じることがあります
腰痛: 骨盤のゆがみが原因で、腰痛に悩まされることが多いです
姿勢の悪さ: 猫背や反り腰など、姿勢が悪くなることで見た目にも影響が出ます
足のむくみ: ゆがみにより血流が悪くなり、足がむくむことがあります
運動能力の低下: 身体のバランスが崩れることで、運動時のパフォーマンスが低下することがあります
肩こり: 肩の高さが不均一になり、慢性的な肩こりを感じることがあります
これらの悩みは、専門的なケアやストレッチ、エクササイズを通じて改善することが可能です。
身体のゆがみについて知っておくべきこと
人間の体は骨格と筋肉によって重心を保ち、その軸となる背骨(脊椎)と骨盤が全身を支えています。背骨は緩やかなS字カーブを描き、上半身の重みを効率よく前後に分散させ、筋肉に負担がかからない仕組みになっています。骨盤は上半身と下半身をつなぎ、全身を支える土台の役割と内臓や生殖器を守る働きをしています。
そのため、悪い姿勢や生活習慣により背骨と骨盤が本来の位置から傾くと、体がゆがみ、こりや痛みを引き起こしたり、内臓の不調を招いたりして、全身の健康に影響を及ぼすことがあります。
体のゆがみは、骨盤の傾き具合から確認でき、「前傾」、「後傾」、「左右の傾き」の3つに分類されます。
「前傾」や「後傾」の確認方法は、壁に後頭部とお尻、かかとをつけて立ち、壁と腰の距離を手で測ります。骨盤が正常な位置にある場合は、壁と腰の距離が手指の第二関節を曲げた平たいこぶしが入る程度です。
症状の現れ方は?
身体に歪みが生じると、重力に対して自然な受け流しができなくなり、肩こりや腰痛につながります。左右非対称の圧力により片側の筋肉に負担が多くかかり、その負担を軽減しようと別の筋肉が過剰に働くことで、痛みの悪循環が生まれてしまいます。
さらに、内臓にも影響を及ぼします。身体の内側にある内臓は位置が重要で、例えば猫背のようにお腹が丸まると腸や胃が圧迫され、便通異常や左側の肩こりにつながることがあります。また、胃腸の使い終わった血液を集める肝臓にも負担がかかり、右側の肩こりや慢性的な疲労感にも影響を及ぼします。
長期間歪みが続くほど、身体は多くの重力を受け止めることになり、症状が雪だるま式に悪化していくのも特徴です。
その他の原因は?
足を組んだり、片側に体重をかけて寄りかかるような動作で歪みが生じますが、日常生活の中で完全に左右対称の状態を保つことは難しいと考えられます。また、スポーツにおける片側の筋肉の発達も歪みの原因の一つです。
例えば、野球の右投げ投手の場合、右側の肩甲骨周りの筋肉が発達し、日常生活でも右手をよく使うことから、利き手でない側の使用頻度が極端に低下し、歪みが生じるケースがあります。さらに、右構えのボクサーでは、右手のストレートパンチを打つ際に使う筋肉と、左側のフックパンチ(弧を描くような横のパンチ)を打つ際に使う筋肉の違いにより、肩の筋肉の左右差が顕著に現れることもあります。
このような筋肉の発達の違いから、無意識のうちに日常生活の動作も変わり、歪みの原因となることがあります。真の左右対称を保つことは非常に難しいことですが、利き手や利き足の関係も歪みの原因の一つとして挙げられます。
身体のゆがみを放置するとどうなる?
骨盤の歪みを放置すると、腸や内臓の位置が下がり、代謝が悪くなることで下半身が太りやすくなる原因となることがあります。内臓を支配している神経は、首の筋肉や脳圧とも関係があるため、首の痛みや頭痛を引き起こす場合もあります。
さらに、骨盤の歪みは全身にも影響を及ぼします。冷え性や便秘、自律神経の乱れなどにつながることもあります。また、骨盤の歪みをそのままにしておくと背骨の歪みを引き起こし、肩こり、腰痛、膝痛などの原因となることがあります。
女性の場合は、出産による骨盤の開きが原因で腰痛や尿漏れなどの症状が生じることもあります。
当院の施術方法について
当院の身体の歪みに対する施術方法としては、指圧、全身矯正、楽トレがあります。指圧では、身体の歪みを引き起こしている筋肉がある場合、そこを重点的にほぐしたり、歪みによって負荷がかかっている筋肉をほぐしたりします。
全身矯正では、歪みの原因となりやすい筋肉や、立位時の姿勢の悪さの原因となる股関節、膝関節、足関節にアプローチし、その後に骨盤や背骨の歪みに対して矯正を行います。
楽トレでは、姿勢を維持するのが疲れてしまったり、インナーマッスルが弱い方に対して、良い姿勢の維持や悪い姿勢による身体の歪みの予防を目的として行います。
軽減していく上でのポイント
身体の歪みを軽減する上でのポイントは、常に正しい姿勢を維持するために必要な筋肉、主にインナーマッスルを鍛えることです。また、普段あまり動かさない筋肉が原因で巻き肩やストレートネックなどを引き起こすことがあるため、そのような症状が出そうな部分の筋肉をストレッチすることも歪みを軽減するために重要です。
これらの姿勢を保持する筋肉を鍛えたりストレッチを日常的に行うことで、歪みの原因となっている部分の軽減だけでなく、歪みが改善されることによって日常生活で感じやすい疲労感や姿勢不良によって起こる症状の軽減が期待できます。その結果、普段の生活が過ごしやすくなり、疲れにくい身体を作ることができます。