坐骨神経痛
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寝る際の痛み
夜仰向けだと神経痛によって寝れないため側臥位で寝る
仕事中の痛み
立ち仕事、座り仕事でも痛みで集中できなくなり仕事に手がつかなくなる。
筋力の低下
痛身が出る方の足をかばうのでかばってる方の足の筋力が大幅に低下する。
歩行時の痛み痺れ
普段、買い物に行く時や、少しだけの時間の運動などで臀部に痛みを感じ辛い思いをする。
座っている時に痺れる。
デスクワークやお家でくつろいでいる時、立ち続けたときに足先が痺れが出る。 -
坐骨神経痛に対する当院の考え
坐骨神経痛とは、腰椎椎間板ヘルニアや脊柱間狭窄症、梨状筋症候群などでなりやすく腰椎から出る神経が棘突起や筋肉によって圧迫されることにより起こります。主な症状は腰、臀部、大腿、下腿、ひどいと足の指先まで痛みやしびれが走ります。どんなことをすると起こるかというと長時間の座位でのデスクワークでの運動不足、激しすぎる運動(重りを使った腰を反るデッドリフトや正しくない姿勢でのスクワット)などで起こったりします。何故ここまで症状が広がるかと言うと坐骨神経という神経が足先までにいくまでにいくつもの神経に分化するので症状が広範囲に広がります。
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坐骨神経痛を放っておくとどうなるのか
坐骨神経の原因は梨状筋が延長して坐骨神経を圧迫してしまうこととハムストリングと腓腹筋が坐骨神経を圧迫することなのでまずこのまま放っておくと腰椎に前に曲がる負担がかかる為椎間板ヘルニアになりやすくなり痺れの症状が腿の裏やふくらはぎだけではなく、足の指にも出てきてしまう恐れがあります。またそのまま進行すると筋肉が痺れであまり動かせなくなってしまい、歩行困難になってしまい最終的には長く歩けなくなります。またお尻の筋肉(大臀筋、中臀筋)が弱くなってしまうため骨盤の支えがなくなる為、下半身の筋肉が使いすぎになってしまうので慢性腰椎も引き起こしてしまいます。
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坐骨神経痛の軽減方法
矯正を行う事で、骨盤から姿勢が整い、神経の働きが良くなり、筋肉が緩み、血行が良くなり、症状が改善されますが、骨盤から姿勢をいくら整えても身体の重心や生活習慣、姿勢が悪ければ、また同じように身体を歪めてしまい、症状がぶり返してしまいます。
そのためも、生活習慣や姿勢の指導、身体の重心のバランスがとても重要になります。身体を動かすことで神経、筋肉、関節に刺激を与えより健康的な身体へ戻します。坐骨神経痛は臀部の筋肉が固まってしまい、痺れや痛みが出てくる場合が多く、それを改善するために具体的な例として、臀部のストレッチがとても効果が出やすいです。家でストレッチができると、院で治療するプラスでお家でのケアをする事で、更なる改善に繋がります。 -
坐骨神経痛の軽減に効果的な当院の施術メニューは?
坐骨神経痛と言っても様々な原因から引き起こされるものである為、当院で行うメニューはその症状に合わせて行っています。
治療内容としては、まず筋肉の硬さによって神経が圧迫されて出ているものでしたら筋膜ストレッチを行います。筋肉を緩めることが目的になります。
姿勢の歪みによって神経に負担をかけているものでしたら全身の矯正をおすすめしています。
またどんなに姿勢を戻してもそれを維持する筋力が無ければすぐに再発してしまう為、そのような方には電気を使ったトレーニング、通称楽トレを行います。ご自身でトレーニングをして頂くことが理想ですが無理な負荷をかけるとさらに悪化させてしまう為、負荷なく腰回りを強化することができます。 -
その施術を受けるとどう楽になるのか
施術後は常に坐骨神経痛が出ている方でしたらシビレの緩和が見られます。これは今まで圧迫していた筋肉が治療によって緩んだからになります。
歩行によってシビレが出てしまう方は歩行時にシビレで歩けなくなることが減ります。今まで短い距離でシビレがでてしまう方なんかも長い距離歩けるようになります。
これは今まで姿勢の不良などにより腰に負担がかかっていたものが正しい位置になり、さらに腰回りの筋肉で腰を支えられるようになったからです -
改善するために必要な施術頻度は?
症状の重症度とする事によって異なります。
まず筋肉の弱化が大元の原因なので筋肉の強化をするような電気等を行うと重症度がI度であれば週1〜2回の施術を行えば治ります。Ⅱ〜Ⅲ度であれば、毎日から週4回以上は施術を行わらなければ治らないです。電気を使わない場合は毎日から週5回は来ないといけません。ただし自分で筋トレを行うという条件付きの場合のみです。筋トレをしない場合は完全には治りません。 -
坐骨神経痛関連でよくある質問と回答
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Q. 予防のためにできることはありますか?
A. 生活習慣を見直すことで、改善・予防に繋がります。また、腰に負担のかからない姿勢を心掛けましょう。
例えば買い物や重いものを持った時、片手に持たないで両手で持つようにしたり、なるべく体を冷やさないようにしましょう。冷えると血管が縮まってしまったり、血流が悪くなり、筋肉に硬さが生じてしまいます。同時に神経の圧迫にも繋がってしまいます。
外に出なくてもできる軽い運動を紹介します。
立った状態でお尻を後ろに引くようにして身体を沈めていきます。その際、膝がつま先より前に出ないように注意して、足は肩幅より少し広げます。
深呼吸するペースで5〜10回を1セットで3セット行います。
やる際には息を止めないように注意するのと、膝を90度以上曲げないようにします。 -
Q. 楽な座り方はありますか?
A. 椅子に座る場合は高さを自分に合った高さに合わせることが大切です。
股関節と膝を90度に曲げた状態で座った時に、足の裏が浮かないで床に着くくらいが理想的です。
ここで、足を組まないように気をつけてください。
足を組むとお尻のどちらかに体重が一方的にかかってしまうので、骨盤が歪む原因になります。
また、座る際に背もたれを使わないと、猫背になってしまったり、浅く座りすぎると腰が反ってしまい、腰にかかる負担が強くなってしまうので、深く腰掛け、背もたれには軽くもたれるくらいにしましょう。 -
Q. 睡眠時に腰が痛いのですが、軽減する寝方とかはありますか?
A. 基本的に仰向けか横向きがいいとされています。
ただし、仰向けは反り腰の人は腰とマットレスの間に隙間が生まれてしまうため、腰への負担が増えてしまうので、自分に合ったマットレスを選ぶ必要があります。
横向きはベッドと接している面積が少なく、腰にかかる負担が大きくなるので、ウエストの部分に丸めたタオルなどを入れて、身体を平行にすると負担が減ります。
うつ伏せは腰が反ってしまっている状態なので、うつ伏せで寝ることはおすすめはしません。
ただし、人によってうつ伏せで寝ている方が痛みが少なくなる人もいるので、状態を見ての判断になります。
それぞれの寝方にはメリットデメリットがあるので、自分に合った寝方を選び、睡眠時に痛みが出る場合は腰への負担を軽減する対策を取るのが良いです。
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