悩みタイトル

痛み
可動域制限
跛行
筋萎縮
筋力低下

変形性股関節症の主な症状としては、上記のものがあげられます。

痛みは、股関節部に出るとは限らず、殿部や大腿部もしくは、膝部に訴える方も多くいます。また、運動痛や歩行痛も認められており、これらの痛みが増強するとともに、股関節の可動域制限も生じ、次第に外転や内旋、屈曲、伸展の動作も制限されます。主に、大腿四頭筋や大殿筋などに筋萎縮が見られ、股関節周囲の筋力の低下もみられます。

変形性股関節症に対する当院の考え

変形性股関節症に対する当院の考えとしましては、症状によって施術方法が異なるためまずは専門の医師による診断をおすすめしております。診断の結果が保存療法だった場合、私どもでお身体の負担を減らすお手伝いをさせていただきたいと考えております。

当院では、色々な症状の患者様が多くご来院されております。そのため、施術メニューもたくさんあり、患者様のお身体に最適な施術をご提案させていただくことができます。また、施術前に毎回お身体の状態を聴取させていただき、日々お身体にあった最適な施術を行えるよう、スタッフ同士で症状の共有を行っております。

これらのことから、患者様に安心して施術を受けていただけると考えています。

変形性股関節症を放っておくとどうなるのか

変形性股関節症は一次性股関節症と二次性股関節症に分類されます。

一次性股関節症は原因が明確ではなく、関節軟骨細胞の機能低下や関節支持組織の支持性低下など、年齢に伴う関節の変化によって徐々に機能的な刺激がかかることにより、関節の破壊や変形が起こるとされています。

一方、二次性股関節症は基礎疾患により発症し、先天的な変形や後天的な変形が原因とされています。このタイプの股関節症は発育性股関節形成不全、骨折、脱臼、ペルテス病、化膿性股関節炎、大腿骨頭壊死症などが原因となって発生すると考えられています。

これらを放置することはお身体に多くの負担をかけてしまうことになるため、早めに対応されることをおすすめします。

変形性股関節症の軽減方法

変形性股関節症の施術方法としては、観血療法と保存療法の2つがあります。

観血療法は病院でのみ行われる方法で、大腿骨切り術や人工関節置換術、臼蓋形成術などがあります。

一方、保存療法の場合、可動域訓練や筋力増強訓練は当院でも対応が可能です。
可動域訓練は関節を動かしてあげることで関節の拘縮を防ぐ効果が期待できます。ただし、変形性股関節症の場合、股関節の内旋、外転、屈曲、伸展の動作は制限がかかるため、股関節に負担のかかる運動は避けながら行う必要があります。

筋力増強訓練は、通常以上の負荷をかけることで筋力をつけることです。ただし、前述の通り、運動することで股関節に負担をかけ症状を悪化させる可能性もあるため、無理な運動は控えましょう。

変形性股関節症の軽減に効果的な当院の施術メニューは?

変形性股関節症の軽減に効果が期待できる当院の施術メニューとして、指圧、遠赤外線、楽トレ(楽にトレーニングできる機械)、EMS、鍼による施術をおすすめしております。

当院では、すべての患者様に指圧と遠赤外線の施術を受けていただいています。遠赤外線をあてることで、筋肉を緩め血流を良くしてお身体にアプローチします。その後、一人ひとりのお身体の症状に合わせた方法で筋肉にアプローチするため、指圧による施術を行なっていきます。

当院では他にも多くの施術メニューが用意されていますので、患者様のお身体に最適な施術を提案させていただくことができます。

変形性股関節症の場合、無理な運動は症状を悪化させる可能性があるため、患者様の状態を考慮し、丁寧な施術を心掛けております。指圧や遠赤外線を含む施術によって、患者様のお身体の負担を軽減するお手伝いをさせていただきます。

その施術を受けるとどう楽になるのか

楽トレは、寝ながら筋肉のトレーニングを行うことができるため、関節に負荷をかけずに筋力増強訓練が可能です。さらに、モードを変えることで硬くなった筋肉を緩めるリラクゼーションモードに切り替えることもできます。

一方、鍼を行うメリットは、指圧では届かない深部の筋肉を緩めることや痛みの軽減など、お身体に合わせた施術を行うことができます。

軽減するために必要な施術頻度は?

変形性股関節症の改善には、お身体の状態によりますが、最低でも1週間に3回はご来院いただきたいと考えております。初めの段階では、症状が戻ってしまうペースが早い場合があるためです。そのため、症状の軽減を目指すためにも1週間に3回の施術を受けていただきたいと考えています。

症状が改善してきたら、徐々に通院回数を減らしていくことが考えられます。ただし、お身体の状態に合わせて通院回数を調整していくことが大切です。

患者様一人ひとりに合った丁寧な施術を心掛けておりますので、ご来院いただいた際にはお身体の状態をしっかりと把握し、最適な通院計画を立てさせていただきます。